6月から導入される距離別委託料って?何が変わるの?
新報酬体系は稼げるようになる?ならない?
こんな悩みを解決します。
- 計算方法の変更点
- 基本報酬の変更点
- 距離別委託料について
本記事を書いている僕は奈良県内で副業としてフードデリバリーをしており、3か月目に月収5万円を達成しました。現在も配達員をしながらブログやTwitterなどで情報発信をしています。
2022年6月1日より出前館の配達報酬が改定し、新たに距離別委託料というものが導入されることになりました。
それにより、報酬の計算方法も変わってきます。
新報酬体系の内容を知らないまま以前と同様の働き方をしていると稼げなくなる可能性もあります。
本記事は要点のみをまとめた為、5分程度で読むことができます。本記事を参考にして新報酬体系について理解を深めましょう。
計算方法の変更点
まず2022年5月31日までの旧報酬体系は以下の計算方法です。
基本報酬にブースト率をかけると1件あたりの配達報酬が分かるというシンプルな構造でした。
仮に基本報酬が660円でブースト率が1.5倍だったとすると、660×1.5=990円ということです。
次に2022年6月1日以降の新報酬体系について見ていきましょう。
基本報酬に距離報酬というものが追加されました。
そしてこの基本報酬と距離報酬を足したものに、ブースト率をかけると1件あたりの配達報酬が分かるという計算方法になったということです。
これだけ見ると「距離報酬が加わるわけだから1件あたりの報酬は上がるのでは?」と思うかもしれません。
それでは次に基本報酬について見ていきましょう。
基本報酬の変更点
基本報酬は2022年5月31日までと2022年6月1日以降とでこのように変わります。
2022/5/31までの 基本報酬(税込み) | 2022/6/1からの 基本報酬(税込み) | |
東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県 | 715円 | 600円 |
沖縄県 | 550円 | 550円 |
上記以外の道府県 | 660円 | 550円 |
基本報酬だけでいえばほぼすべての都道府県の1件あたりの単価は下がってしまうということになります。
つまり旧報酬体系の基本報酬は、新報酬体系では基本報酬と距離報酬に割り振られて、基本報酬の配分が減ったというイメージです。
これにより6月以降、短距離オーダーの委託料が下がり、遠距離オーダーの委託料が上がります。
では次に、報酬が上がる距離と下がる距離の分岐点が何kmになるのかを説明します。
距離別委託料について
「基本報酬+距離報酬」を「距離別委託料」と呼び、店舗からお届け先の距離が1km以上の配達では距離報酬が基本報酬に追加されます。
各都道府県の距離別委託料は次の通りです。
店舗からお届け先の距離 | 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の 距離別委託料(税込) | 左記以外の道府県の 距離別委託料(税込) |
1km未満 | 600円 | 550円 |
1km以上~2km未満 | 660円 | 600円 |
2km以上~3km未満 | 750円 | 670円 |
3km以上 | 870円 | 770円 |
配達距離に応じて距離報酬がいくら、というよりは合計の距離別委託料がいくらかという考え方になります。
例えばの現在僕が配達している奈良県の配達単価は660円(税込み)です。
新報酬体系では、店舗からお届け先の距離が1km以上~2km未満では600円(税込み)、2km~3km未満では670円(税込み)となります。
つまり、店舗からお届け先が2km以上だと今よりも稼ぐことができるが、2km未満だと今より稼げないことになります。
まとめ
今回は2022年6月より導入される新報酬体系について解説しました。
配達委託料の改定のポイントを押さえ、今よりも効率よく稼いでいきましょう。
また、今後も配達委託料が改定されることもあるかもしれませんので、常に新しい情報を仕入れていきましょう。
僕もなるべく早く情報を仕入れて皆さんに公開できるように頑張ります。
今回は以上です。ありがとうございました。